飯田広域消防では、令和7年3月1日より、山岳救助隊の本運用を開始しています。
山岳救助隊は17名で構成され、災害現場の標高により3~6名の隊員で編成し活動を行う予定です。
標高1,500m以上の山域では、冬期間、夜間及び荒天時の活動は原則想定しておらず、標高2,000m以上の山域では、他機関と合同で安全が確保されると判断できた場合のみ、活動することとしています。
【お願い】入山時の注意事項について
・山菜採りや釣りを含めて、入山の基本は「自力下山」(自己完結)が大原則です。
・安全な登山のためには「自己管理」と「危機管理」が重要です。
・「自己管理」とは、自身に見合った山域を選定し、事前の体調管理や装備・服装を整え、無理のない計画と入山中も予定ルートを外れないなど自身を安全に管理することです。
・山域には様々な危険が潜んでいます。「危機管理」とは、天候の急変や軽度な怪我への対応のみならず、落石や滑落などもある程度予期し得るリスクであるため対応が必要です。予測できれば回避行動もとることができるため、講習や訓練等により事前に対応能力を高める必要があります。
・自己・危機管理能力を高めつつ、登山を楽しみ、それでも自身やパーティでの対応が困難となった場合には、ためらわずに消防、警察へ助けを求めてください。
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山岳救助隊員 | 山岳救助車両 |
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山岳救助隊発足式 | 春山での訓練 |
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飯田警察署高原パトロール隊との連携訓練 | 試行期間の長野県山岳遭難救助隊との連携山岳救助活動 |